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教室紹介

教授ごあいさつ

旭川川医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科のホームページにご来訪頂き誠にありがとうございます。

 最初に私の自己紹介をさせて頂きます。私は北海道足寄郡足寄町の生まれで、函館ラ・サール高校を卒業後、1994年に旭川医科大学を16期生として卒業いたしました。その後、当耳鼻咽喉科頭頸部外科医局に入局し、たくさんの先輩や後輩、スタッフの暖かいご指導のもと研鑽を積み、2024年1月より現職を勤めさせていただいております。浅学非才な私ですが、持ち前の粘り強さで一生懸命頑張りたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

 耳鼻咽喉科・頭頸部外科は文字通り、耳、鼻、口腔、咽頭、喉頭、頭頸部の広大な領域を対象としております。それらの領域は、聴覚、平衡、嗅覚、味覚、呼吸、発声、嚥下など生命の維持や質の保持に必要な多くの機能を担っております。本領域に発生する多種多様な疾患を、それらの機能を出来るだけ損なわず治療するのが我々の役割です。それらを行うためには多くの知識と技術が必要であり、我々も日夜勉学に励んでおります。

 道北、道東という広大な地域を受け持っている当院の地理的特色上、地域ごとになるべく治療を完結できるような、多種多様な疾患に幅広く対応できる専門医の育成が必須です。当科の育成プログラムもそのように作成されており、各関連病院には優秀な専門医がその地域医療を担っております。また、高度に専門的な治療を必要とする場合は大学にご紹介頂き治療を行います。当科では人工内耳手術、頭頸部遊離再建手術などの標準的手術以外にも、内視鏡下耳科手術、内視鏡補助下甲状腺手術、内視鏡下唾石手術など先端的治療も行なっております。皆様にご満足頂ける診療が行えるように、我々も常に知識や技術をアップデートし、診療に努めております。

 当教室では臨床のみならず、研究にも力を入れています。頭頸部癌における免疫療法は現在、多くの抗腫瘍薬が適応となり、進歩が続いております。我々は頭頸部癌の免疫学的な研究を以前から精力的に行なっており、将来的に治療に応用可能な知見を数多く得ております。また、扁桃病巣疾患に関する基礎的、臨床的研究は当科の命題として継続して行なっており、国際的にもトップレベルにあると自負しております。

 当教室は年齢的には若いスタッフで構成されていますが、私が自慢できる若いながらもやる気のある優秀なスタッフが揃っております。彼らとともに、臨床と研究にアクティビティーの高い、熱い情熱と誠意に満ちあふれた教室運営を行っております。北に旭川医科大学ありといわれるような将来の耳鼻咽喉科・頭頸部外科学を担う教室になるようにスタッフ一丸となって邁進いたします。今後ともご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

旭川医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室
 教授  髙原 幹

Thank you for visiting the website of the Department of Otolaryngology and Head and Neck Surgery at Asahikawa Medical University.

First, let me introduce myself. I was born in Ashoro-cho, Ashoro-gun, Hokkaido, and after graduating from Hakodate La Salle High School, I graduated from Asahikawa Medical University in 1994 as part of the 16th class. After that, I joined our medical department and, under the warm guidance of many seniors, juniors, and staff, I have been working in my current position since January 2024. Although I am not very knowledgeable or talented, I will do my best with my inherent tenacity. Thank you for your cooperation.

Otolaryngology/Head and Neck Surgery literally covers the vast area of the ears, nose, oral cavity, pharynx, larynx, and head and neck. These areas are responsible for many functions necessary for maintaining life and maintaining its quality, such as hearing, balance, smell, taste, breathing, speech, and swallowing. Our role is to treat the wide variety of diseases that occur in this area without impairing these functions as much as possible. To do this requires a great deal of knowledge and skills, and we are studying hard day and night.

Due to the geographical characteristics of our hospital, which covers a vast area covering northern and eastern Hokkaido, it is essential to train specialists who can treat a wide variety of diseases so that treatment can be completed as much as possible for each region. Our department's training program has been created with this in mind, and each affiliated hospital has excellent specialists who are responsible for the medical care of the region. In addition, if highly specialized treatment is required, we will refer you to a university for treatment. In addition to standard surgeries such as cochlear implant surgery and head and neck free reconstruction surgery, our department also performs cutting-edge treatments such as endoscopic otological surgery, endoscopic thyroid surgery, and endoscopic salivary stone surgery. We are constantly updating our knowledge and technology and working hard to provide medical care that satisfies our patients.

Our department is not only focused on clinical practice, but also on research. Immunotherapy for head and neck cancer is currently being adapted to many antitumor drugs, and is continuing to make progress. We have been actively conducting immunological research into head and neck cancer for some time, and have gained a great deal of knowledge that can be applied to treatment in the future. In addition, basic and clinical research into tonsillar focal disease continues to be a theme of our department, and we are proud to be at the top level internationally.

Our department is made up of young staff, but I am proud to say that we have a team of highly motivated and excellent staff members. Together with them, we will operate a department that is highly active in clinical practice and research, and is filled with passion and sincerity. We will work together as a team to make our department a place that will lead the field of otolaryngology and head and neck surgery in the future, so that people will say that Asahikawa Medical University is in the north. We look forward to your continued guidance and encouragement.

Professor, Department of Otolaryngology and Head and Neck Surgery, Asahikawa Medical University

教室の沿革

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旭川医科大学耳鼻咽喉科学教室は昭和51年10月に、海野徳二前教授の着任により開設された。平成10年11月に本学第4期卒業生である原渕保明が第二代教授として就任した。開設当初は5名でスタートを切ったが、その後順調に医局員が増加し、現在では総勢70名を越える大所帯となっている。その間、道北、道東のみならず北海道全域にわたり、多くの人材を輩出し、各地域の耳鼻咽喉科診療の中核として機能する体制が整っている。

教室は現在(2024年4月)、教授以下、准教授2名、講師2名、講師(学内)1名、助教3名、医員5名、海外留学2名、言語聴覚士2名、医局秘書2名の総勢20名で組織されている。

 

診療の面では聴力改善手術、鼻科手術、口腔咽頭手術、および頭頸部腫瘍手術を精力的に行い、北海道の耳鼻咽喉科診療の中心的役割を担っている。また、高度難聴に対する人工内耳手術、頭頸部癌に対して嚥下や発声機能を温存して治療するための微小血管吻合を用いた遊離再建手術や超選択的化学動注・同時放射線療法などの最先端の治療も行っている。上気道感染症や呼吸生理に関する疾患についても扁桃病巣疾患、睡眠時無呼吸症候群、アレルギー性鼻炎、小児中耳炎を中心に専門外来を開設し、病態解明の研究とその結果に基づいた最新の診療を行っている(診療概要の欄を参照)。

 

研究の面では「研究と臨床は互いにフィードバックするものでなければいけない」という教室の方針のもとで、[1]頭頸部悪性腫瘍の分子生物学的・ウイルス学的解析、[2]小児急性中耳炎に対する分子疫学的解析とワクチン療法の開発、[3]シラカンバ花粉症のペプチドワクチン療法の開発、[4]扁桃の粘膜免疫機構の解析と扁桃病巣疾患の病態解明、[5]上気道呼吸生理学的研究、[6]上気道の一酸化窒素(NO)の解析、[7]喉頭機能障害に対する機能的電気刺激療法の開発、などのテーマで日夜研鑽している(研究概要の欄を参照)。

 

関連病院としては、旭川市内のみならず、札幌市、江別市、函館市、苫小牧市、室蘭市、北見市、釧路市、富良野市、稚内市、名寄市、士別市、根室市、紋別市、遠軽町、芽室町、岩内町、雄武町と北海道全域にわたって基幹病院に常勤あるいは非常勤で教室員を派遣し、その地域の耳鼻咽喉科医療に大きく貢献している(関連病院の欄を参照)。

 

海外の研究留学施設としては、アメリカ合衆国のハーバード大学、メイヨー・クリニック(ロチェスター、スコッツデール)、ヴァンダービルト大学(ナッシュビル)、アーカンソー州立大学(リトルロック)、ジョージア・リージェンツ大学癌センター(オーガスタ)、南フロリダ大学モーフィット癌センター(タンパ)、スイスのチューリッヒ小児病院、スウェーデンのカロリンスカ研究所(ストックホルム)、に多数の教室員を研究留学させている(研究概要の欄を参照)。

 

教室外活動としては、道内の耳鼻咽喉科医を対象として年に3回、北北海道耳鼻咽喉科懇話会を開催し、最新の知識の獲得と会員の親睦がはかられている。

研究概要

当教室では耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域を幅広く網羅する研究を行っている。また全ての教室員は1つ以上の研究テーマを持ち、研究と臨床を互いにフィードバックさせ、双方のレベルの向上を図っている。毎年、英文学術誌に多くの論文が掲載され、それらの研究成果に対し、国内はもとより国外からも高い評価を受けている。


 また、海外研究留学も積極的に奨励されている。2000年度から、アメリカ合衆国のローズウェルパーク癌研究所(バッファロー)、ヴァンダービルト大学(ナッシュビル)、アーカンソー州立大学(リトルロック)、スイスのチューリッヒ小児病院、スウェーデンのカロリンスカ研究所(ストックホルム)、南フロリダ大学モフィット癌センター(タンパ)、メイヨークリニック(ミネソタ、アリゾナ)、ハーバード大学(マサチューセッツ)に延べ18名の教室員を研究留学させている。

I. 腫瘍・血液病態学

(高原 幹、熊井琢美、大原賢三、山木英聖、河野通久、佐藤遼介、脇坂理紗)

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頭頸部悪性腫瘍について分子腫瘍学的、腫瘍免疫学的およびウイルス学的な多面的解析を行い、将来の分子標的治療、遺伝子診断・治療を含めたテーラーメイド診療の開発を目指している。

(1)舌癌、咽頭癌、喉頭癌、上顎癌などを含む頭頸部扁平上皮癌において発癌や進展、転移のメカニズムは十分解明されていない。
当教室では免疫組織学的、分子生物学的手法を駆使してp53癌抑制遺伝子の変異、VEGFなどの血管新生因子、matrix metalloproteinase (MMP)の過剰発現、一酸化窒素合成酵素(iNOS)の発癌への関与などを解析し、研究成果を報告してきた。現在では、近年同定されたIL-21等のサイトカイン群と腫瘍との相互関係の解析や、EGFRやc-Met等に代表される癌増殖に関わる因子とその下流シグナルに関する解析を進めている。

(2)鼻性NK/T細胞リンパ腫は顔面正中部に沿って進行する破壊性壊死性肉芽腫性病変を主体とするリンパ腫であり、病態が明らかではなく、極めて予後不良な悪性腫瘍である。

原渕名誉教授が1990年にNK/T細胞リンパ腫がEBウイルス関連腫瘍であることを世界に先駆けて発見して以来、当教室では本疾患の発症や進行のメカニズムの解析を精力的に行ってきた。これまでに、本腫瘍に感染するEBウイルスの特徴として、LMP1遺伝子とLMP2A遺伝子に変異が認められ、それらが宿主の免疫系からの回避や癌原性に関与している可能性を示した。また、本腫瘍細胞の特徴として、p53、ras、β-cateninの遺伝子変異がその発症に、IL-9やIL-10などのサイトカインやCD70などの表面抗原がその増殖に、腫瘍細胞からのIP-10などのケモカインがその浸潤に関与することを示した。現在は癌関連遺伝子発現を制御するmicroRNAに関して検討を進めている。臨床と直結するデータとしては、血清EBVDNA量が特異的な腫瘍マーカーとして極めて有用であることを示し、本疾患の早期診断、治療効果判定、さらに再燃の診断に臨床応用している。これまでにスウェーデンカロリンスカ研究所Microbiology & Tumor biology center(Eva Klein教授)に2名、スイスチューリッヒ大学小児病院感染部門(David Nadal教授)に2名研究留学している。その他にも国内外の数多くの施設と共同研究を行っている。

(3)腫瘍免疫学の分野ではEBウイルス由来癌蛋白であるLMP-1を標的として樹立されたヘルパーT細胞が鼻性NK/T細胞リンパ腫細胞株に対し増殖抑制効果を持つことを報告した。

現在では、分子治療薬の標的として有名なEpidermal Growth Factor Receptor (EGFR)由来のヘルパーT細胞を樹立し、抗腫瘍効果を検討している。さらに、分子治療と免疫療法と相乗効果に関しても検討を進めている。将来的には、臨床応用、さらに従来の治療法と組み合わせた集学的治療の確立を目指している。これまで米国バッファロー市にあるローズウェルパーク癌研究所Soldano Ferrone教授(現ピッツバーグ大学癌研究所)や米国タンパ市にあるモフィート癌研究所のEsteban Celis教授との共同研究を行っており、これまでに4名が研究留学して多数の研究成果を報告している。

II. 免疫・アレルギー病態学
(高原 幹、岸部 幹、熊井琢美、大原賢三、佐藤遼介、脇坂理紗)

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扁桃病巣疾患の病態解明、シラカバアレルギー性鼻炎のワクチン療法に関して検討を進めている。

1. 扁桃の粘膜免疫機構の解析と扁桃病巣疾患の病態解明

扁桃が原病巣となり、離れた臓器に反応性の器質的または機能的傷害を引き起こす疾患を扁桃病巣疾患と呼ぶ。代表的疾患として掌蹠膿疱症、IgA腎症、胸肋鎖骨過形成症などが該当し、扁桃摘出術が著効するが、その病態は未だ不明である。我々は以前から本疾患の病態解明に力を注いできた。掌蹠膿疱症に関しては、常在菌であるα溶連菌刺激にて扁桃Tリンパ球上のCLA抗原やCCR6が過剰に発現し、選択的に病巣皮膚へのホーミングに関与すること、CTLA-4、Smad7の発現異常による扁桃T細胞活性化がα溶連菌への過剰免疫反応の根底にあることを報告してきた。近年では扁桃T細胞におけるβ-インテグリンについて検討し、皮膚へのホーミングのみならず、過剰活性化にも関与する因子であることを報告した。またIgA腎症に関しては、T細胞非依存性B細胞刺激因子(BAFF)が細菌由来DNA(CpG-ODN)刺激にて産生亢進し、IgA過剰産生の一役を担っていることを報告した。現在はBAFFよりもより選択的にIgA産生に関わっているとされるAPRIL(A ProlifeRation-Inducing Ligand)に着目して解析を進めている。

2. 小児急性中耳炎に対する細菌疫学的解析とワクチン療法の開発

小児急性中耳炎は耳鼻咽喉科領域で最も多い疾患のひとつであるが、近年の多剤耐性菌の流行で治療に抵抗する難治性中耳炎や反復性中耳炎症例が増加し、細菌疫学的見地から解析することが重要である。また、根治的治療としてはワクチン療法の開発が期待される。当教室では、1)中耳炎起炎菌の耐性化について中耳炎患児のみならず健康児を対象に疫学的調査を行い、本疾患の予防や診断基準の確立、スクリーニング法の実用化を目的として研究中である。2)中耳炎起因菌のひとつであるインフルエンザ菌に対するワクチンの開発を目的として、インフルエンザ菌P6蛋白に着目し、その抗原エピトープから構成されるワクチン療法を開発中である。本研究は原渕教授がかつて留学していた米国バッファロー市のニューヨーク州立大学小児病院Howard Faden教授やローズウェルパーク癌研究所Yasmin Thanavala教授らのグループと共同研究中であり、今まで1名が研究留学している。

3. シラカンバ花粉症の病態解明とペプチドワクチン療法の開発

シラカンバ花粉症は欧米では最も多い花粉症であり、本邦では北海道に多い。花粉症患者を含めたアレルギー患者数は増加の一途をたどっているが、いまだに根本的な治療法が見出されていないのが現状である。当教室では開設以来、本学第二病理学教室と共同でシラカンバ花粉症の新たな治療法の開発と病態の解明をテーマとして研究を行ってきた。第一にシラカンバ花粉症における抗原提示細胞についてcDNAアレイを用いて解析し、サイトカイン・ケモカイン産生ならびに共刺激分子発現を健常者と比較検討した。またシラカンバ花粉症に対するペプチドワクチン療法の開発に向けて、シラカンバの抗原エピトープの解析を行い、その一つが抑制性T細胞を誘導可能な事を見出し報告した。現在では、近年同定されたTSLP等に代表される新規アレルギーサイトカインに関しての各ヘルパーT細胞サブセットや抗原提示細胞へ及ぼす影響に関する解析も進めている。当科は2008年より日本アレルギー学会認定施設となっており、シラカンバ花粉症患者に高率に合併する口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome:OAS)についての臨床的、基礎的検討も精力的に推し進めていく予定である

スタッフ紹介

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髙原  幹

Miki Takahara M.D., Ph.D.

教授 Professor

卒業年度

1994(H6) 旭川医科大学卒業

留学

2003-2005 (H15-H17) スウェーデン カロリンスカ研究所

学位

2004 (H16) 医学博士

専門医・指導医

  • 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医

  • 頭頸部がん専門医、指導医

  • 鼻科手術 暫定指導医

  • 内分泌外科専門医

  • 旭川医科大学臨床研修指導医

  • 耳鼻咽喉科専門研修指導医

専門分野

  • 頭頸部腫瘍

  • 扁桃病巣疾患

  • 内視鏡補助下甲状腺手術

  • 内視鏡下唾石手術

主な所属学会

  • 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

  • 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会

  • 日本口腔咽頭学会

  • 日本内分泌外科学会

  • 日本頭頸部癌学会

  • 日本頭頸部外科学会

  • 日本鼻科学会

  • 日本耳科学会

  • 日本癌学会

  • 日本癌治療学会

  • 日本免疫学会

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林 達哉

Tatsuya Hayashi M.D., Ph.D.

准教授(兼務) Associate Professor
手術部長 The chief director of operating room

卒業年度

1986 (S61) 旭川医科大学卒業

 

留学

1994-1996 (H6-H8) 米国アーカンソー州立大学

学位

1997 (H9) 医学博士

専門医・指導医

  • 日本耳鼻咽喉科学会専門医

  • 日本頭頸部外科学会 頭頸部がん専門医制度指導医
     

専門・得意分野

小児中耳炎、頭頸部外科

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岸部 幹

Kan Kishibe M.D., Ph.D.

准教授 Associate Professor

卒業年度

1997 (H9) 旭川医科大学卒業
2001 (H13) 旭川医科大学大学院卒業

学位

2001 (H13) 医学博士(大学院医学研究科) 

専門医

日本耳鼻咽喉科学会専門医

専門・得意分野

めまい、頭頸部腫瘍

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熊井 琢美

Takumi Kumai M.D., Ph.D.

講師 Assistant Professor

頭頸部癌先端的診断・治療学講座 特任准教授(兼務)

卒業年度

2008 旭川医科大学卒業
2014 旭川医科大学大学院卒業

留学

2014-2016 米国オーガスタ大学ジョージア癌研究所

学位

2014 医学博士(大学院医学研究科)

専門医

  • 日本耳鼻咽喉科学会専門医・指導医

  • 日本アレルギー学会指導医

  • がん治療認定医

  • 日本頭頸部外科学会 頭頸部がん専門医


専門・得意分野

頭頸部腫瘍、アレルギー、鼻科手術、耳科手術、基礎研究

受賞歴

  • 2014 旭川医科大学 耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座 同門会学術奨励賞

  • 2015 旭川医科大学 耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座 同門会学術奨励賞

  • 2019 第121回日本耳鼻咽喉科学術講演会

       研究奨励賞

  • 2022 第42回日本看護科学学会学術集会

    最優秀演題ポスター発表賞

  • 2023 旭川医科大学 学術研究表彰

  • 2024 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会

      学会賞

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大原 賢三

Kenzo Ohara M.D., Ph.D.

講師 Assistant Professor

頭頸部癌先端的診断・治療学講座特任講師(兼務)

卒業年度

2008 旭川医科大学卒業
2018 旭川医科大学大学院卒業

​留学

2019/4-10 米国ミネソタ州 メイヨー・クリニック
2019/10-2021 米国アリゾナ州 メイヨー・クリニック

学位

2018 医学博士(大学院医学研究科)

専門医

日本耳鼻咽喉科学会専門医・指導医

健康スポーツ医

得意分野

内視鏡補助下甲状腺手術

​内視鏡補助下唾液腺手術

頭頸部癌

​男女共同参画

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山木 英聖 Hidekiyo Yamaki

講師

卒業年度

H22 旭川医科大学卒業

専門医

日本耳鼻咽喉科学会専門医

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河野 通久 Kono Michihisa

助教

卒業年度

H26 旭川医科大学卒業

専門医

日本耳鼻咽喉科学会専門医

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関根 一郎 Ichiro Sekine

助教

卒業年度

H26 旭川医科大学卒業

専門医

日本耳鼻咽喉科学会専門医

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佐藤 遼介 Sato Ryosuke

助教・大学院(BFT)

卒業年度

H28 旭川医科大学卒業

専門医

日本耳鼻咽喉科学会専門医

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脇坂 理紗 Wakisaka Risa

助教・大学院(BFT)

卒業年度

H28 旭川医科大学卒業

専門医

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医
がん治療認定医

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井上 貴博 Inoue Takahiro

医員・大学院(BFT)

卒業年度

H31 旭川医科大学卒業

専門医

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湯浅 諒汰 Yuasa Ryota

医員

卒業年度

H31 旭川医科大学卒業

専門医

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有馬 涼太 Arima Ryota

医員

卒業年度

R3 旭川医科大学卒業

専門医

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田中 航太 Tanaka Kota

医員

卒業年度

R4 旭川医科大学卒業

専門医

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小松田 浩樹 Komatsuda Hiroki

助教・ハーバード大学留学中

卒業年度

H27 旭川医科大学卒業

専門医

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医

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片田 彰博 Katada Akihiro

臨床指導教授

卒業年度

H4 旭川医科大学卒業
H8 旭川医科大学大学院卒業

勤務

旭川赤十字病院 輸血・検査部長

留学

H15-17 米国ヴァンダービルト大学耳鼻咽喉科

学位

H8 医学博士(大学院医学研究科) 

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坂東 伸幸 Bandoh Nobuyuki

臨床指導教授

卒業年度

H4 旭川医科大学卒業

勤務

社会医療法人北斗 北斗病院 副院長
頭頸部腫瘍センター長
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 部長
患者サポートセンター長

留学

H13-15 米国ロズウェルパーク癌研究所

学位

H14 医学博士

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國部 勇 Kunibe Isamu

臨床指導教授

卒業年度

H5 旭川医科大学卒業

勤務

札幌東徳洲会病院
副院長
耳鼻咽喉科 頭頸部外科 主任部長

留学

H17-H20 米国ヴァンダービルト大学耳鼻咽喉科

学位

H16 医学博士

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片山 昭公 Katayama Akihiro

臨床指導教授

卒業年度

H6 旭川医科大学卒業
H16 旭川医科大学大学院卒業

勤務

札幌徳洲会病院
耳鼻咽喉科 部長

留学

H16-H19 米国ローズウェルパーク癌研究所

学位

H16 医学博士(大学院医学研究科) 

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後藤 孝 Gotoh Takashi

臨床指導教授

卒業年度

H9 旭川医科大学卒業

勤務

社会医療法人北斗 北斗病院
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 部長
頭頸部腫瘍センター 副センター長

留学

H20 医学博士

学位

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吉崎 智貴 Yoshizaki Tomoki

臨床指導教授

卒業年度

H12 旭川医科大学卒業

勤務

JA北海道厚生連 旭川厚生病院
耳鼻咽喉科 主任部長

留学

H22 医学博士

学位

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野村 研一郎 Nomura Kenichiro

臨床指導教授

卒業年度

H13 旭川医科大学卒業

勤務

のむら耳鼻咽喉科クリニック 院長

留学

H20-22 米国ヴァンダービルト大学耳鼻咽喉科

学位

H23 医学博士

堀川 博志 Horikawa Hiroshi 言語聴覚士
椿本 真弓 Tsubakimoto Mayumi 言語聴覚士
勝木 きょう子 Katsuki Kyohko 秘書
深尾 典江 Fukao Norie 秘書

関連病院

旭川厚生病院

日本、北海道旭川市1条通24丁目111

(0166)33-7171

旭川赤十字病院

日本、北海道旭川市曙1条1丁目1−1

(0166)22-8111

JCHO 北海道病院

日本、北海道札幌市豊平区中の島1条8丁目3−18

(011)831-5151

札幌東徳州会病院

日本、北海道札幌市東区北33条東14−3−1

(011)722-1110

札幌徳州会病院

日本、北海道札幌市厚別区大谷地東1丁目1−1

(011)890-1110

恵み野病院

日本、北海道恵庭市恵み野西2丁目3−5

0123-36-7555

社会医療法人北斗 北斗病院

日本、北海道帯広市稲田町基線7−5

(0155)48-8000

北見赤十字病院

日本、北海道北見市北6条東2丁目

(0157)24-3115

富良野協会病院

日本、北海道富良野市住吉町1−30

(0167)23-2181

遠軽厚生病院

日本、北海道紋別郡遠軽町大通北3−1−5

(0158)42-4101

市立稚内病院

日本、北海道稚内市中央4丁目11−6

(0162)23-2771

名寄市立総合病院

日本、北海道名寄市西7条南8丁目 1番地

(01654)3-3101

臨生会 吉田病院

日本、北海道名寄市西3条南6丁目8−2

(01654)3-3381

士別市立病院

日本、北海道士別市東11条5丁目3029

(0165)23-2166

広域紋別病院

日本、北海道紋別市落石町1丁目3−37

(0158)24-3111

深川市立病院

日本、北海道深川市6条6−1

(0164)22-1101

日鋼記念病院

日本、北海道室蘭市新富町1−5−13

(0143)24-1331

王子総合病院

日本、北海道苫小牧市若草町3丁目4−8

(0144)32-8111

釧路労災病院

日本、北海道根室市有磯町1−2

(0153)24‐3201

市立根室病院

日本、北海道根室市有磯町1−2

(0153)24‐3201

共愛会病院

日本、北海道函館市中島町7−21

(0138)51-2111

元生会 森山病院

日本、北海道旭川市8条通6丁目10

(0166)22-4151

北海道療育園

日本、北海道旭川市春光台4条10丁目

(0166)51-6524

雄武町国保病院

日本、北海道紋別郡雄武町雄武1482−2

(0158)84-2517

公立芽室病院

日本、北海道河西郡芽室町東4条3丁目5

(0155)62-2811

美幌療育病院

日本、北海道網走郡美幌町字美富

(0152)73-3145

海外留学施設

当教室では、これまで15名の教室員が欧米の8つの研究施設に留学し、帰国しました。2024年4月から新たに1名が留学しました。留学から戻られた教室員は、習得した最先端の知識や技術を最大限に活用し、多くの成果を上げています。当教室では今後も海外施設との共同研究を積極的に行い、最先端の研究を推し進めていきます。

スウェーデン ストックホルム
カロリンスカ研究所

171 77 Solna, スウェーデン

マサチューセッツ州 ハーバード大学附属ダナ・ファーバー癌研究所

450 Brookline Ave, Boston, MA 02215 アメリカ合衆国

アリゾナ州 メイヨー・クリニック

アメリカ合衆国 〒85259 アリゾナ州 スコッツデール

ミネソタ州 メイヨー・クリニック

200 1st St SW, Rochester, MN 55905 アメリカ合衆国

オーガスタ大学ジョージア癌研究所

Augusta University Medical Center, 1120 15th St, オーガスタ GA 30912 アメリカ合衆国

南フロリダ大学モーフィット癌センター

Moffitt USF Magnolia Campus- 12902 USF Magnolia drive Tampa, Fl Gold Valet, USF Magnolia Drive, Tampa, FL 33612 アメリカ合衆国

スイス チューリッヒ大学小児病院

スイス チューリッヒ Rämistrasse, チューリッヒ大学

バッファローローズウェルパーク癌研究所

665 Elm St, Buffalo, NY 14203 アメリカ合衆国

ナッシュビルヴァンダービルト大学メディカルセンター

1211 Medical Center Dr, Nashville, TN 37232 アメリカ合衆国

リトルロック アーカンソー大学

2801 South University Avenue, Little Rock, アーカンソー州 72204 アメリカ合衆国

ペンシルベニア大学医学大学院

University of Pennsylvania, Philadelphia, PA 19104 アメリカ合衆国

学生・研修希望の皆様へ

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受診をご希望の皆様へ

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